適当なカンケイ

「適当なカンケイ」は、場に並べられた11枚のカードの写真を見ながら、「他の人もきっとそうだろう」と考えて、5組の「関係していると思う」ペアと1枚の余りを選び、それらを番号カードで仕分けるゲームです。ゲームの魅力は、実際の答え合わせで生まれるドラマにあり、「適切」かつ「いい加減」な関係を導く楽しさが詰まっています。

ゲームの流れは次の通りです。まず、場に1〜11番のスロットに写真カードがセットされます。全員が一斉にこれらの写真を観察し、5組の「関係している」と思えるペアと1枚の余りに分ける方法を考えます。ペアの分け方は人それぞれで、形や色、意味、活躍する場所などさまざまです。

良いと思えるペアが見つかったら、自分の手札からそのペアの番号を抜き出し、手元に伏せておきます。このとき重要なのは、「より多くの人が同じペアを選ぶだろう」と考えることです。答え合わせの際に、自分と同じペアを選んでいる人が多ければ多いほど得点が高くなります。

全員が5組のペアと1枚の余りを選んだら、答え合わせが始まります。1人ずつ、自分が作ったペア番号とその「関係性」を発表し、同じペアを選んでいた人数分の得点が得られます。全員の得点を集計したら、新しい11枚の写真で次のラウンドが始まり、これを全4ラウンド行います。最終的に合計得点が最も高い人が勝者です。

ここがオススメ

各自の感性で「適当」で「テキトー」なペアを導き出し、「このペアは絶対にいける」と信じたペアが他の人とは違っていたり、「誰も選ばないだろう」と思っていたペアに意外な賛同者がいたりすることで、個性が存分に発揮され、多いに盛り上がります。ルールは簡単ですが、小学生以下のお子さんには「他の人の感性」を想像するのが難しく、気まずい状況になることがあるため、あまりお勧めできません。カードの写真は両面に300種類もあり、何度プレイしても新鮮な組み合わせで楽しむことができます。