「ラマ」は、スピーディーな判断力と戦略的なプレイが求められるカードゲームです。ゲームの目的は、手札からカードをできるだけ早く捨てることですが、うまくプレイできないと手札が凍結してしまうかもしれません。どのようにプレイするか、またはどのタイミングで諦めるかが勝負のカギとなります。
ゲームの進行
「ラマ」では、各プレイヤーは6枚のカードを手札に持ちます。デッキには「ラマ」カードと1から6までの数字カードがそれぞれ8枚ずつ含まれています。プレイヤーは自分のターンに、カードをプレイするか、新しいカードを引くか、または諦めるかの選択を行います。カードをプレイするには、捨て札の上にあるカードと同じ数字、または一つ高い数字のカードを出す必要があります。例えば、捨て札が6の場合、6またはラマカードをプレイできます。ラマカードが上にある場合は、別のラマカードや1をプレイできます。諦める場合は、残りのカードを伏せて、そのラウンドではもうアクションを取れません。
ラウンドの終了とスコアリング
ラウンドは、どれかのプレイヤーが手札をすべて捨てるか、全プレイヤーが諦めた時点で終了します。終了時には、手札にあるカードに基づいてトークンを集めます。異なる数字のカードは白いトークン(1ポイント)を得るのに対し、ラマカードは黒いトークン(10ポイント)を得ます。白いトークンは10個集めると黒いトークン1個に交換できます。すべてのカードをプレイした場合、以前に集めたトークンのうち1つ(白または黒)を供給に戻すことができます。その後、カードをシャッフルして新しいラウンドが始まります。
ゲームの終了と勝者
ゲームは、少なくとも1人のプレイヤーが合計40ポイント以上を獲得したラウンドで終了します。最もポイントが少ないプレイヤーが勝者です。
「ラマ」の元々のタイトルはドイツ語の略語で、「Lege alle Minuspunkte ab」(すべてのマイナス点を捨てる)を意味し、「Lama」は「ラマ」のドイツ語表記でもあります。また、ポーランドの「Lato z Komarami」は「ラマ」と非常に似たゲームプレイを持つものの、ラマカードが1枚少なく、ラマカードのペナルティが1枚あたり10ポイントです。
受賞歴と評価
- 2020 UK Games Expo Best Children’s Game ノミネート
- 2020 UK Games Expo Best Children’s Game Judges Award Winner
- 2020 Gra Roku Best Party Game ノミネート
- 2020 American Tabletop Early Gamers ノミネート
- 2019 Spiel des Jahres ノミネート
- 2019 Meeples’ Choice ノミネート
- 2019 Japan Boardgame Prize Voters’ Selection Winner
- 2019 Japan Boardgame Prize U-more Award Winner
- 2019 Japan Boardgame Prize U-more Award ノミネート
- 2019 Golden Geek Best Card Game ノミネート
- 2019 Fairplay À la carte Runner-up
「ラマ」は、戦略とスピードが絶妙に絡み合う魅力的なカードゲームで、家族や友人と楽しむのに最適な一品です。
英語/外国語名 | LAMA |
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