「時代劇3600秒」は、昭和の薫りをたっぷりと漂わせたユニークなボードゲームです。時代劇アベンジャーズとも言えるオールスターキャストが集結し、江戸の町で暗躍する悪役たちとのサイコロ勝負が繰り広げられます。このゲームは、1990年に誕生した伝説の同人ゲームをリメイクしたもので、時代を超えて愛される時代劇の魅力を新たな形で提供します。
ゲームの概要
プレイヤーはテレビ時代劇の監督兼ヒーローとして、1時間枠の番組を作り上げ、高視聴率を目指します。ゲーム中には、サイコロを振って悪役をバッタバッタと斬り倒し、視聴者を引きつけるエキサイティングな展開が待っています。登場するキャラクターは、時代劇ファンにはたまらないオールスター(のそっくりさん)たち。これらのキャラクターたちが織りなす物語は、まさに時代劇の真髄を感じさせます。
ゲームの進行
プレイヤーは「主役札」1枚と「脇役札」2枚を引いて自分の番組を作成し、視聴率を競います。ゲームは8:00から10分刻みで進行し、8:40までの間に「イベント札」と「事件札」を使ってサイコロ勝負を行い、高視聴率を獲得することが目的です。ゲーム終了後には視聴率調査が行われ、最も高い視聴率を獲得したプレイヤーが勝利します。
魅力的なキャラクターとカオスな展開
「時代劇3600秒」の最大の魅力は、何と言っても豊富なキャラクターとそのイラストです。主役札8枚、脇役札30枚、事件札30枚と、過去最高のイラスト数を誇ります。鍋野企画の鍋野たまさんによるイラストは、見るだけでキャラクターが誰なのか一目瞭然のクオリティです。
ゲーム自体はシンプルな手順で進行しますが、サイコロ勝負とガチャ要素が絡み合うことで、予測不能なカオスな展開が楽しめます。さらに、「番組名ジェネレーター」を使ってオリジナルの番組名を作成できるおまけ要素もあり、これがまた大いに盛り上がるポイントです。
令和に蘇る昭和の薫り
このゲームのルーツは、1990年に遡ります。令和の時代に昭和の風を感じさせるこのゲームは、一見すると時代錯誤に思えるかもしれませんが、実は現代にこそマッチしているのではないでしょうか。サイコロを振るだけで面白い時代劇が自動生成されるというコンセプトは、今流行のワード系アクティビティにも通じるものがあります。昭和も令和も、面白さの本質は変わらないのかもしれません。
「時代劇3600秒」は、競技性よりもエンターテインメント性を重視した先進的なゲームデザインが光る一作です。時代劇ファンならずとも楽しめるこのゲームで、あなたも笑いとカオスが入り混じる視聴率バトルを体験してみてはいかがでしょうか。
#BBD0E0
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英語/外国語名 | Jidaigeki 3600 byou |
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